医学博士は医師とは限らない

たま~に新聞の広告欄で

医学博士の本として

うさんくさい民間療法が薦められていることがあります。

 

ところで医学博士が何者かご存知ですか?

 

 目次

 

学位

「博士」と言うと水道橋博士やお茶の水博士がメジャーですが

博士というのはなんなんでしょうか?

 

 

博士は学位

学位というとぱっとわからないかもしれませんが、

学位には、主に学士、修士、博士があります。

他にも短期大学卒業者や高専卒業者の学位もあります。

 

学士

学士は4年生の大学を卒業した人に与えられる学位です。

つまり、学部卒の人の学位です。

論文や卒業研究が課されない大学もあるので

論文書かなくても学士にはなれます。

 

修士

修士はマスターともよばれます。

大学院の修士課程や博士前期課程を修めた人に与えられるそうです。

 

大学院重点化されてからは増えているそうです。

 

医学部医学科、歯学部、薬学部は6年間大学に在籍しますが、

6年生学部なので、これらの卒業生には、修士号は与えられないそうです。

 

 

博士

博士はドクターと呼ばれます。

学士と修士は大学などの教育機関を修了(卒業)するのがほとんどですが

博士号を取得するのには2つあって

論文博士と課程博士があります。

 

課程博士は、大学院博士後期課程に所属して

課程を修了することで授与される博士号です。

 

論文博士は、大学院などで教育を受けなくても

優れた研究をして論文を出すことで

授与される論文博士というのがあります。

 

これは、自分が在籍した大学の学部学科および大学院研究科とは関係なく、

研究と対応している分野の博士号を取得できます。

 

 

医学博士というのは、この博士号を医学の分野で

授与されたということです。

 

理学部で化学や生物をやって研究者として医学の博士号を獲得することもできます。

 

ところで1991年以降は授与される博士号は

医学博士や工学博士、法学博士といった書き方ではなく

博士(医学)というような書き方になりました。

また、授与機関も書く必要があるので

今の書き方は、

博士(分野)(大学名)というように書くそうです。

 

 

資格

医師は、医師国家試験に合格した者に与えられる資格です。

この試験は、合格率が高いと言われることがありますが、

医学部医学科の6年を修了した人が受けるわけですから

受ける集団のレベルが違います。

 

医師というのは、

ある意味、人の体を切ってもいい(外科手術)

という資格ですね。

 

で、お医者さんはドクターとよばれることがありますが、

上の学位のところで書いたように

正確には、ドクター=博士

医学部医学科の6年課程を卒業しても学位は学士です。

6年課程で、博士号が与えられることはありません。

 

なので、すべてのお医者さんが、ドクターであるということはありません。

 

逆に言えば、文学の博士でもドクターなのか…

 

 

まとめ

今回の記事の内容は、

医学博士は研究者に与えられる学位であって

医師であることとは違う。

ということでした。

 

医学博士推薦!みたいな本があったとしても

その医学博士が医師免許を持っているという保証はありません。

まあ、博士号がそんないい加減に授与されることは無いと信じたい…

 

 

ただ、医学博士であっても

実際に人を治療した経験や

その人がいう治療法や健康法が医学的に根拠がある保証はないのかと思います。

 

医学博士であって医師ではない人って

詐欺とかに使えそうだなぁ…

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