お前だけは許さない そう誓った日

中学校時代の話です。

どうしても許せないやつがいました。

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目次

中学1年

僕は、中学校の部活動で野球部に所属していました。

中学校なので軟式で学校が小さいので部員も少ないチームでした。

少年野球の経験があるわけでも無く、友達と野球ごっこをして遊ぶのが楽しかったから野球部に入りました。

 

最初はルールも怪しい部分がありました。

 

チームで1番へたくそだったので、準備や片付けも1つ1つ覚えて

人の真似をしては少しずつ上達しました。

 

決して上手では無いもののチームでドベというわけでは無くなり

左利きだったため、外野や一塁を転々としつつレフトに落ち着きました。

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2年、最上級生になる

2年生の夏休み、3年生が引退して人数が大幅に減りました。

僕は、器用ではないけれど、当たれば飛ぶ方でしたし、外野からの送球も速い方でした。

足も決して遅くない。

 

上級生が抜けたからではあるものの背番号が1桁7番になりました。

野球において7番は、通常レフトの背番号です。

 

エースでも無い、一塁でもない。脇のポジションそれでも

1年以上やってきて、どんくさいなりに自分にできることをやってきて背番号がついて本当にうれしかったことを覚えています。

 

野球のユニフォームは、ユニフォームがあって背番号は後から縫い付けます。

僕は、7番を貰ってうれしくて貰ってすぐに自分でユニフォームに縫い付けました。

中学校の裁縫道具を使って母親に聞きながら縫いました。

大会前日 背番号が変わる

野球は練習試合では背番号をしません。

大会の時のみ背番号を登録します。

 

背番号7を貰ってすぐ

夏休みに大会がありました。その前日、野球経験の無い顧問の教師から

「背番号を変える」

の一言

 

僕の所属した部では通常、外部コーチの方が背番号を決めていました。

試合の指揮も基本的に外部コーチが中心でしたが、夏休みの大会は外部コーチが来られないということで顧問が指揮をとることになっていました。

 

そんなわけで、いつもは外部コーチが決めるけど、今回は外部コーチがいないから教師の判断で背番号を決める。ということでした。

 

そして、野球のレギュラー1~9番を貰った部員のうち

僕だけが背番号7から10番へ変更されました。

玉突き事故のように10番以降の選手も何人か変更になりました。

10番

背番号7から10番への変更、これはレギュラー落ちを意味します。

背番号など何番でも試合には出られるんですが、1年以上やってきて練習でも練習試合でも手を抜かず取り組んできて

前日に控え降格

 

背番号変更を告げられた試合前日の午後、ユニフォームから7番を外して自分の背番号は10番になりました。

 

10番を縫う気にはなれず母親に頼みました。

これは自分の番号ではない。そう思いました。 

 

7から10へ背番号は重くなりました。

お前はいらない。そういわれた気分になりました。

大会当日

大会当日、僕らの試合は午後からだったので午前中中学校のグラウンドで少し練習してから自転車で大会の球場へ行く。

という流れでした。

 

練習を終えて、球場に向かう道中

他のレギュラー連中の背番号を見ながら自転車に乗っていると

「自分は何のために、試合に行くのか。今までのように応援か」

と悲しくなりました。

試合が始まる

試合が始まります。

スターティングメンバ―は、背番号通り

僕は控え

 

レフトしかできないわけでは無く、センターもライトもできる。

ライトに着いたのは、僕よりも外野経験の浅い同級生

自分のほうが足も速いし、肩も強いくて守備がうまい。打撃はどう考えても自分が上

そう思いながらベンチにいました。

 

控えと言っても、背番号10番で前日までは7番だった。

スタメンには自分より打撃の劣る選手もいるからどこかで出番は来るだろう。

そう思いながら、素振りをしたり雑用をしたりしながら出番を待ちました。

 

チームはミスから失点し、試合はそのまま終盤へ

代打が告げられました。

しかし、呼ばれたのは自分ではなくほかの選手

守備は、そのまま彼がつきました。

 

結局、選手交代はその1人だけで試合に負けました。

反省? 何言ってるんだ

試合後、反省を言うということで球場の邪魔にならないスペースで円になり、顧問からいろいろとコメントがありました。

はっきり言って、この時のことは覚えていません。

エラーが多かったとか、カーブが打てなかったとか言っていた気がしますが、

僕は、前日に外されて試合にも出られなかったのでエラーもカーブも関係ない。そう思いながらふてくされていました。

 

ひとこと僕が許せなかった言葉がありました。

顧問が代打について

「エラーもしてたし調子が悪いようだったので打てる選手を出した。勝つために」

と言ったのです。

 

僕は、勝つために外されて試合前から悔しい思いをしていたのに、お前は勝てなかったのか。と思うと同時に

勝つためなら、なぜ自分より下手なファーストやライトを外すのではなく自分を外したのか。 

 

この時点で僕は試合に出られていない有象無象の1人なので何も言わずに帰りました。

お前だけは許さない

大会翌日、夏休みなので普通に部活動がありました。

僕は、いつも通り練習に参加するものの気持ちは切れたままでした。

努力して力を付けてもあの顧問のままでは試合に出られない。

と思い練習に出るだけ出ていました。

 

いつもは誰よりも真面目に取り組んでいたのがこの日はやる気が出ませんでした。

だって、試合に出られないんですよ。

 

練習後、顧問は異常に気が付いたのか僕のところにやってきて

「どうしたのか?」と聞いてきました

 

「なぜ、僕より下手なA君やB君をレギュラーのまま試合に出したのか?それが勝つためなのか?」と言いました。

A君とB君のポジションは、僕が守れるポジションでした。

 

すると顧問は、「たろう(僕、本名ではない)は、どこを守れるのか?」と言い出しました。

 

この時点で中学生の僕は、顧問を殺してやりたいと思っていました。

どこでもやれる。ライトでもファーストでもセンターでも投手でもと答えました。経験が無いポジションもあるけれど、どこでもやれると答えました。

 

何よりも、背番号をはぎ取られて試合にも出さず

終わってからポジションをきかれて僕は気分が悪かった。

 

その日、僕は顧問を許さない。と誓いました。

顧問は教員としてはそれなりに仕事をしていましたが、僕にとっては糞野郎でした。

 

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